- 留学経験のある根管治療担当医による安全性・確実性の高い歯内療法(根管治療)
- 根管治療担当医と歯周病専門医が「大切な歯を残す」ために最善を尽くします
- 高い志を持った2人の専門の担当医が連携し、お口の総合的な治療を行います
- 根管治療担当医の紹介
- 歯内療法(根管治療)とは
- 当院では、精密な歯内療法(根管治療)を行います
- さまざまな歯内療法(根管治療)
- 歯内療法(根管治療)が必要となるケース
- もう一歩踏み込んだ外科的歯内療法
~歯根端切除術・意図的再植~ - 福岡天神ささだ歯科の歯内療法(根管治療)の特徴
(自費根管治療の場合) - 歯内療法(根管治療)の流れ
- 歯内療法(根管治療)の成功率(海外データ)
- 治療期間
- Q&A
患者様の大切な歯を残すため、ラバーダムやマイクロスコープを使った世界基準の精密な歯内療法(根管治療)を行います。「自分の歯を残したい」というご希望がございましたら、福岡天神ささだ歯科にご相談ください。
留学経験のある根管治療担当医による安全性・確実性の高い歯内療法(根管治療)

当院では、アメリカの大学へ留学経験のある、根管治療担当医(尾上由枝先生)を招へいし、世界基準の歯内療法(根管治療)を行っております。
尾上先生は、素晴らしい経験と技術・知識をお持ちの根管治療の担当医です。当院で、安全性・確実性の高い歯内療法(根管治療)を受けていただけます。
根管治療担当医と歯周病専門医が「大切な歯を残す」ために最善を尽くします
当院長笹田もまた、アメリカ留学で研鑽を積んだ日本歯周病学会認定歯周病専門医です。福岡県内でアメリカ留学経験のある根管治療を専門とする担当医と歯周病専門医が揃うのは当院のみです。
重度の虫歯・歯周病で歯を残すことが難しいと言われた方は、諦める前に、ぜひ一度当院にご相談ください。当院が最後の砦となり、患者様の「大切な歯を残す」ために最善の努力をいたします。
高い志を持った2人の専門の担当医が連携し、お口の総合的な治療を行います
根管治療を専門とする尾上先生、歯周病専門医である当院長笹田は、ともに仕事に誇りを持ち、互いにリスペクトし合う関係です。
虫歯・歯周病をはじめとするお口のさまざまなトラブルに対して、スムーズな連携を取りながら、総合的な治療を行って参ります。
良くないと思いながらも虫歯や歯周病を長く放置してしまった方、複数の口腔トラブルを抱えている方、どこから治せばいいのか分からないという方も、安心してご相談ください。
根管治療担当医の紹介
尾上由枝先生
略歴
神奈川歯科大学 卒業
The University of Texas Health Science Center at San Antonio Department of Endodontics Internships 修了
資格・所属学会
日本歯内療法学会
米国歯内療法学会
歯内療法(根管治療)とは

歯の中にある「根管」には、神経や血管が通っています。重度の虫歯、外傷などにより、炎症や感染を起こした根管系はその原因を可能な限り除去する必要があり、これを「歯内療法」または「根管治療」と言います。
根管は非常に複雑な形をしており、適切な歯内療法(根管治療)を行うためには高い知識と技術、個々のケースに応じたクリティカルシンキングが求められます。歯内療法の予後が悪いと、のちに再治療や抜歯が必要となり、歯の寿命が短くなったりといったことにつながります。
当院では、精密な歯内療法(根管治療)を行います

歯内療法(根管治療)では、根管内の細菌を徹底的に取り除き、長期にわたって無菌的状態を維持することが大切になります。
しかし、治療中に舌が触れたり、唾液が飛んでしまうだけで、細菌の感染が起こってしまいます。
そこで当院では、ラバーダムを用いた歯内療法(根管治療)を行っております。ラバーダムとは、治療をする歯だけを露出させ、舌が当たる・唾液が飛ぶといったことを防ぐためのシートです。薬剤や器具の飲み込みなどの事故防止にもなります。欧米では当たり前に使用されています(90%以上)が、国内での使用率はわずか5%に留まります。
歯を残すことの大切さ
近年、自費の入れ歯やインプラントなどで、歯を失った場合も審美性・機能性を高いレベルで取り戻せるようになってきました。そういったこともあり、重度の虫歯などに対して、歯内療法(根管治療)を試みずに抜歯を選択するというケースが増えつつあります。
しかし長い目で見ると、早くに抜歯をしてしまうと、インプラント、ブリッジ、入れ歯、、と、残される選択肢も少なくなってしまいます。ライフステージにもよりますが、なんとか歯を残し、「歯内療法(根管治療)+被せ物治療」を行う方が、審美性・機能性の維持はしやすくなります。また、「自分の歯を残せる」ことで、患者様の満足感もより大きくなります。
虫歯を長く放置してしまった時も、諦めずに一度当院にご相談ください。患者様がご希望する限り、歯内療法(根管治療)によって1本の歯を残す努力をいたします。
さまざまな歯内療法(根管治療)
歯内療法(根管治療)は、その歯の状態に応じて、以下のように細分化されます。
生活歯髄療法
できるだけ神経を残すことを目的とした歯内療法(根管治療)です。神経のすべてまたは一部を温存します。
抜髄
炎症した神経組織の除去を目的とした治療です。一般に「根管治療」と言う場合には、この抜髄と、次にご紹介する感染根管処置をまとめたものを指します。
感染根管処置
感染した根管からの細菌除去を目的とした処置を指します。薬剤を詰めることで、根管の無菌的状態を維持します。
再治療
過去にすでに根管治療を受けている歯に対する再度の根管治療を総じて再治療と言います。
外科的歯内療法
歯の根で感染・炎症が起こっている症例に対する歯根端切除をはじめとする、外科的な歯内療法です。抜髄や感染根管処置で十分な効果が得られない場合に実施します。
歯内療法(根管治療)が必要となるケース
歯内療法(根管治療)は、主に以下のようなケースで行われる治療です。
大きな虫歯がある場合
虫歯が進行するにつれて、その影響が根管にまで及んでいる可能性が高くなります。すでに炎症や感染の兆候が見られる場合は、歯内療法(根管治療)が必要となります。
虫歯などによって神経が死んでしまっている
虫歯がさらに進行し、神経が死んでしまっている状態です。歯をぶつけるなどして、神経が死んでしまうこともあります。
神経が死んでいるため、一時的に痛みがなくなります。ただしその後、感染が広がると痛みが再発します。
歯の根に感染・炎症が広がっている(根尖性歯周炎)
神経が死ぬと言われるときは、血流もなくなっている状態であるため、免疫もなくなります。そのため、細菌の感染力は高まり、根の先の骨の中にまでその影響が及び、いわゆる膿がある状態となります。これを根尖性歯周炎と言います。
もう一歩踏み込んだ外科的歯内療法 ~歯根端切除術・意図的再植~
通常の歯内療法(根管治療)では、根管を洗浄・消毒し、薬剤を詰めて密封する処置を行います。しかし、この処置のみでは治癒しないケースもあります。
そういった場合には、歯根端切除や意図的再植といった、もう一歩踏み込んだ、高度な外科的治療を行います。当院では、根管治療を専門とする担当医による歯根端切除・意図的再植に対応し、患者様の大切な歯を残せるよう、最大限の努力をいたします。
歯根端切除とは
歯根の先3ミリ程度を除去する事で、根管治療で治らなかった歯の病気、病因を取り除こうとする処置です。必要最小限の抜歯とも言えるでしょう。※根の先以外の歯は残ります。
意図的再植とは
一度歯を抜き、感染・炎症を起こしている歯の根の先端を切除し、切断面をセメントで埋めます。その上で、歯を元の位置へと再植するという処置です。
福岡天神ささだ歯科の歯内療法(根管治療)の特徴
(自費根管治療の場合)
留学経験のある根管治療を専門とする担当医が対応します
当院では、アメリカの大学に留学経験のある根管治療を専門とする担当医・尾上由枝先生による世界基準の歯内療法(根管治療)を行っております。
歯内療法を必要・ご希望される患者様に、安全性・確実性の高い治療を提供します。
根管治療を専門とする担当医と歯周病専門医が協力し、「大切な歯を残す」為に最善を尽くします
根管治療を専門とする担当医の尾上先生、また歯周病専門医である当院長笹田が協力し、患者様のお口全体の健康とその方のライフステージを考慮し、将来を見据えた上で、『大切な歯を守る』ために最善を尽くします。他院さんで「残せない」と言われた場合も、最後に一度、当院にご相談ください。
お口の総合的な治療に対応します
「虫歯だけでなく歯周病もある」といった場合も、当院であれば、高度かつ総合的な治療が可能です。重度の虫歯・歯周病の方、どこから治せばいいのか分からないという方も、安心してご相談いただけます。
すべての症例でラバーダムを使用します
治療する歯に舌が触れる、唾液が飛ぶといったことを防ぎ、治療中の感染のリスクを限りなくゼロに近づけるため、すべての症例においてラバーダムを使用します。
歯科用CTを用いた正確な診断を行います
すべての症例において、歯科用CTを用いた診断を行います。もちろん、打診(歯を叩いた時の違和感の確認
)・歯の動揺検査・歯周ポケット検査といった基本的な検査も網羅します。
1回の治療に時間をかけ、治療期間の短縮を目指します
当院では、1回の処置に1〜2時間程度の時間をかけ、できるだけ通院回数が少なく、治療期間が短くなるよう努めています。
より精密な治療を行うためのマイクロスコープを使用します
マイクロスコープとは、視野を約25倍にまで拡大できる歯科用の顕微鏡です。根管は非常に複雑な形状をしているため、手探りではなく、マイクロスコープで観察しながら各処置を行うことが大切になります。
当院では、ラバーダムと同様に、すべての症例においてマイクロスコープを使用しております。
バイオセラミックシーラーも使用します
比較的新しい材料もベネフィットが多い場合には、積極的に治療に取り入れています。
歯内療法(根管治療)の流れ
1初診・各検査・診断
まず、お口の中を拝見し、必要となる各検査・診断を行い、1日が終了します。
2歯科衛生士や歯科医師によるカウンセリング・初期治療
初診とは、別日にて、歯内療法(根管治療)を行う前に、ブラッシング指導、プロフェッショナルケア、予防指導、治療説明などのカウンセリング・初期治療を行います。
3ラバーダムを用いた清潔領域の確保
治療中の感染リスクを限りなくゼロに近づけるため、ラバーダム防湿を行います。
4根管の洗浄
ニッケルチタンファイルで神経や血管などの感染した組織をかき出します。また、殺菌作用のある薬液によって、根管の細菌数を減らします。
また以降の工程では、マイクロスコープを使い、精密な処置を行います。
5根管の消毒
次亜塩素酸ナトリウムという薬剤で、根管内を消毒し、細菌数を減らします。
根管の洗浄と消毒は、何度か繰り返す必要があります。
6薬剤充填
きれいになった根管内の隅々まで、薬剤を充填します。これにより、無菌的状態が維持しやすくなります。
歯内療法(根管治療)は、ここで終了です。
7土台作り
続いて、被せ物を支えるための土台を作ります。
8被せ物の作製・取り付け
被せ物を作製し、取り付けます。
少しでも隙間があると、唾液が侵入して感染するおそれが生じます。当院では、精密な土台・被せ物の作製により、術後感染のリスクを少しでも減らせるよう、努めています。
歯内療法(根管治療)の成功率(海外データ)
海外のある調査では、初回の歯内療法(根管治療)であれば80~90%、再治療であれば約70%の成功率が報告されています。残念ながら、現在も100%成功する治療ではないのです。当院では、このような注意点についても事前に患者様にご説明し、ご理解・ご納得いただいてから、治療へと進むようにしています。
なお、上記はあくまでラバーダム防湿が当たり前である海外での数字ですので、日本国内で行われる歯内療法の成功率はさらに低くなるものと思われます。
当院では、全症例においてラバーダム、歯科用CTを用い、必要に応じてマイクロスコープを併用することで、歯内療法(根管治療)の成功率向上に努めております。
治療期間
根管の数・形状・状態にもよりますが、当院では1回の治療に1~2時間ほどをかけて集中して治療を行うため、治療のための通院回数は1~2回で済みます。(治療のみ。カウンセリング等は別途回数がかかります。)
患者様が通院できるペースにもよりますが、歯内療法(根管治療)のみで何ヶ月もかかることはないとお考えください。何かご不安の点がございましたら、初診の際にご遠慮なくお尋ねください。
Q&A
治療回数はどれくらいになりますか?
当院では、1回の処置に1~2時間ほどをかけ、できるだけ治療回数(通院回数)を減らせるよう努めています。そのため、ほとんどの場合、1~2回で歯内療法(根管治療)が終わります。
以前に根管治療を受けたところが、数年経って再び痛みだしました。どうすればいいでしょうか?
細菌が入り込み、再感染を起こしていることが疑われます。外からではなかなか分かりませんので、一見して異常がないようでも、一度当院にご相談ください。当院では、再感染のリスクを少しでも下げるため、精密な歯内療法(根管治療)を行っております。
神経を取った後、すぐに痛みは消えますか?
治療の刺激によって、周囲の神経が一時的に過敏になるため、2~3日は痛みが続きます。もしそれ以上痛みが続くという場合には、ご連絡ください。
根管治療を行う期間、他にどのような痛みが起こりますか?
歯の根に膿が溜まっているケース、歯周組織で炎症を起こしているケース、薬剤を充填した後などに、痛みを感じることがあります。ただし、いずれの場合も処置を行う、あるいは痛み止めを処方するなどして、症状を和らげることができます。「強い痛みがあるままお帰りいただく」ということはありませんので、ご安心ください。
なぜ、歯の根で炎症が起こるのでしょうか?
根管に達した虫歯菌が、歯の根にまで感染してしまうためです。虫歯を長期にわたって放置することで、感染が広がってしまうのです。歯の根で感染・炎症を起こすと、外科的な治療が必要になるため、できるだけ放置せず、お早目にご相談ください。
歯内療法(根管治療)ができないケースもあるのでしょうか?
重度の歯周病であるケース、大きな破折があるケースでは、歯内療法(根管治療)を行っても歯を残せないということがあります。ただ当院長は、歯周病の専門医です。高度な歯周病治療と歯内療法(根管治療)を組み合わせて、歯を残せるということもありますので、まずは一度、ご相談ください。
歯内療法には、保険は適用されますか?
当院では、より確実で安全な歯内療法(根管治療)を行うため、ラバーダムやマイクロスコープ、MTAセメントを使った世界基準の歯内療法を行っております。専門医によるそのような治療をご希望の場合は自費診療として歯内療法(根管治療)を提供しております。予めご了承ください。